IHIエアロ、ハイブリッド大型ドローン開発

　重量物輸送と長時間飛行を両立 　

　IHIエアロスペースが、最大ペイロード47㎏の大型ハイブリッドドローン「i-Gryphon」を開発した。このドローンはガソリンエンジンと電気モーターを使ったハイブリッドシステムを搭載。従来型のドローンでは困難だった重量物の搭載と長時間の飛行を両立することができるようなものとした。
　　同社は2020年度に「i-Gryphon」試作1号機による飛行試験を実施済みとのことで、顧客からの意見を踏まえて機体のアップデート開発も進めているとのこと。今後、正式な販売に向けてハイブリッドシステムの開発深掘りと、機体運用性の向上、自動運航技術の深化、さらには最新の長距離通信技術の適用などを進めていく方針だ。

※この記事の概要
・IHIエアロが開発した「i-Gryphon」のスペック
・ハイブリッド、ダクテッドファン採用