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2018.10.02

WING

NAA、10月からA滑走路側住宅に内窓設置へ

既存防音工事も充実、助成・限度額を柔軟化

 成田国際空港会社(NAA)は、さらなる機能強化に向けて10月1日から共生財団の事業としてA滑走路側の住宅を主な対象として、内窓設置事業を開始した。さらに、既存防音工事の充実策として、ペアガラスの助成や、世帯人数による防音工事限度額の柔軟化を実施する。世帯の人数によって、対応を柔軟に行っていく。また、浴室、洗面所、トイレも外郭防音の対象とし、これら施策をA滑走路側の騒防法の第1種区域で適用する。
 四者協では、2020年のオリパラ開催までにA滑走路側の発着時間を朝6時から深夜0時までに変更することが確認されている。NAAでは、先行して関係市町の協力を得ながら、A滑走路側の騒特法の防止地区において、先行的かつ集中的に内窓設置を進めていくこととしている。