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2018.10.02

ウイングトラベル

関西観光本部、関西観光のグランドデザイン策定

京都市や大阪市への二極集中解消、広域回遊へ

 関西観光本部は、行政や民間、DMOなどの各主体が適切に役割分担し、共通の“目指す姿”をまとめた「KANSAI Tourism Grand Design 2021」を初めて策定した。関西の観光はここ最近の自然災害を除けば順調に発展している一方で、京都市や大阪市への「二極集中」、極端な「東アジア偏重」などの偏りも出ており、関西広域への回遊を進めるほか、東南アジア市場の深掘り、欧米豪市場の新規開拓に取り組む。関西全体で共有する数値目標も掲げ、2020年時点で外国人旅行消費額3兆円(17年実績比61.3%増)、外国人旅行者数1800万人(1.5倍)、外国人延べ宿泊者数3700万人泊(87.8%増)、外国人訪問率45%(2.9ポイント増)の達成をめざす。

 

※写真=松本正義関西観光本部理事長