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2018.10.03

ウイングトラベル

スリランカ政観、旅行会社向けセミナー開催

日本人が好む多様な観光素材をアピール

 スリランカ政府観光局は、都内で「スリランカ観光セミナー&ワークショップ2018」を開催した。セミナーでは、スリランカが世界遺産や自然関連のアクティビティなど多彩な観光資源が存在していることをアピールしたほか、ウェディングやクルーズなどニッチマーケットの開拓にも力を入れていく方針が示された。
 セミナーの冒頭であいさつにたった駐日スリランカ大使のダンミカ・ガンガーナート・ ディサーナーヤカ氏は「スリランカは、インドの一部として思われがちだが、人口の8割が仏教徒など、実際は全く違う国。緑豊かで、空気もきれいで、町並みも美しい。国民性も穏やかで調和を大切にする社会性は日本の人たちにも身近に感じるはず」と説明。駐日大使として、「ぜひ一度スリランカを訪れていただき、自身でさまざまなスリランカを体験してほしい」と参加した旅行会社に呼びかけた。
 セミナーでは、スリランカ政府観光局マーケティング・ディレクターのマドハニ・ペレラ氏が、日本市場の動向と最新の観光素材を説明した。それによると、2017年のスリランカへの外国人観光客数は前年比3%増の2,226,407人。そのうち日本人観光客数は同4.4%増の44,890人となり、2012年以降毎年前年実績を上回る結果となった。今年も8月までの実績で34,014人と好調に推移していることから、「2018年も最終的には前年を上回るだろう」と期待を込めた。

 

※写真=セミナー冒頭であいさつした駐日スリランカ大使館のダンミカ・ガンガナート・ディサーナーヤカ大使