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2022.08.18

ウイングトラベル

★お盆商戦、大手国内線はコロナ前70%半ば〜80%台に回復

 中堅は9割、LCCはコロナ超えも、国際線ハワイなど大幅増

 

 新型コロナウイルス感染症の第7波が列島を襲う中で迎えた今年の空のお盆商戦ーーー。連日、過去最高の感染者数を記録するなど、需要の減退を危ぶむ声もあったが、蓋を開けてみれば、大手航空会社(ANA、JAL)ではコロナ前の2019年のお盆の国内線旅客数水準と比較して、ANAが約74%、JALは86%水準まで延びており、堅調な回復がみられた。
 さらに、中堅航空会社では大手航空会社以上に回復が進み、その旅客数がコロナ前の90%以上にまで回復するケースがみられるなど、概ねコロナ前水準に回復した様相。LCCではコロナ前を上回る旅客数を記録しており、好調に需要が推移した。
 各社は国内線が好調に推移した理由について、旅客自身が感染症対策を講じて観光や帰省に赴いたと説明しており、コロナ禍生活が長引くなか、消費者の旅への志向が高まっていることを裏付けるものとなった。