ウイングトラベル
リゾートアンドサファリ、破産開始決定
東京都の第3種、モルディブやアフリカ主力
東京商工リサーチ(TSR)によると、リゾートアンドサファリ(株)(東京都中央区銀座8-15-10、設立平成14年10月、資本金1600万円、林田政義社長)は9月26日、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は債権者15名に対し約9600万円。
個人客を対象にモルディブ旅行を主力に、タンザニア、ケニア、南アフリカなどのアフリカ地域などの旅行プロデュースや、旅行手配を手掛けていた第3種旅行業者。新婚旅行や家族向けに高価格帯旅行のプランニングを行い、売上高は平成22年9月期に約2億6000万円をあげ、近年も年間売上高は2億円を上回る規模で推移していたが、同社の代理業を行っていた取引先が倒産し、29年に入り業況は急激に悪化。厳しい資金繰りが続くなか、30年7月に事業を停止していた。
※写真=同社サイトに掲載された廃業のお知らせ