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2022.08.30

ウイングトラベル

★タイ国政府観光庁、国際観光の本格回復へ新戦略

 23年、国内外で1.7兆バーツの観光収入見込む

 

 タイ国政府観光庁(TAT)はこのほど都内で旅行会社関係者とのネットワーキングイベントを紹介し、タイの今後の観光戦略や日本市場での取り組みを紹介した。TATは外国人渡航制限のさらなる緩和による受入強化や国内旅行の活性化に向けた取り組みなどに積極的に取り組むことで2023年の観光収入でコロナ前の約8割程度の回復に相当する1兆7000億バーツ(約6.6兆円)の獲得を見込んでいるとした。これを実現する上で、食や映像、音楽といった素材を軸とした新たな観光素材の開発を進めていくほか、メタバースの活用を始めとしたDX関連の取り組みにも注力していく。そうした取り組みを軸に観光の早期回復を目指す。
 一方で日本マーケットにおいては、Withコロナ期においていち早くタイへのレジャー渡航期が見込めるリピーターや富裕層に照準を定めて、安全・安心や持続可能な観光を提案していき、旅行需要の素早い回復を目指していくとした。

 

 旅行の高付加価値化とDX推進を基軸に
 持続可能な観光成長を目指す