★雇用調整助成金、日額1万2000円に引き下げ

　2年5カ月ぶりの上限引き下げ、「業況特例」等

　厚生労働省は8月31日、雇用調整助成金のコロナ特例措置について、「業況特例」「地域特例」における1日1人当たりの日額上限額を1万5000円から1万2000円に引き下げたうえで、10月〜11月の2カ月間延長する方針を表明した。去る2020年5月に日額上限額が8330円から1万5000円に引き上げられて以来、2年5カ月ぶりに上限額が引き下げられることになる。今年3月にまん延防止等重点措置が解除され、行動制限が撤廃され、国内の人流は回復しつつあり、経済活動が回復しつつあることから上限額の引き下げに踏み切る。