★日本人のマリアナ観光誘致へ一丸で

　サイパン直行便を持続可能なフライトへ

　北マリアナ諸島自治連邦区のラルフ・トーレス知事やマリアナ政府観光局の関係者が日本-サイパン直行便の就航を受け来日し、旅行業界やメディア関係者などを招いたレセプションを開催。日本人観光客の北マリアナ諸島誘致をアピールした。同自治連邦区はこのほど「TRIP」と呼ばれる観光復興計画を策定。ユナイテッド航空による成田-サイパン直行便の就航を機に、日本人観光客誘致に向けた各種プロモーション活動を積極的に展開。再びマリアナ観光を活況なものにするために尽力していく考えだ。

　トーレス知事「日本とマリアナの絆を再確認」
　日本人市場を再び台頭・活性化へ

　レセプション冒頭であいさつしたトーレス知事は「日本とマリアナは歴史そして文化の面において2世紀以上において深い関係を築いてきた。それはわれわれの生活の場面に深く息づいている。そして今回ユナイテッド航空とのパートナーシップで日本-サイパン間の直行便が就航することは、その深い絆を再確認するものだ」と述べた上で「私たちの島々には類まれなる美しいビーチや温かいおもてなしなど、マリアナでしか体験することができない魅力や美しい風景が豊富に存在する。是非、日本の旅行客のみなささんと分かち合えることを楽しみにしているほか、北マリアナ市場が日本の観光いとって再び台頭し、活性化することを強く期待している」と述べた。

※写真＝日本から直行便就航でマリアナ観光を再び活性化へ。写真中央が北マリアナ諸島自治連邦区のラルフ・トーレス知事。右は駐日米国大使館商務部のスティーブ・ノード参事官、左はユナイテッド航空の高橋亨日本・ミクロネシア地区営業担当支社長