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2022.09.08

WING

JAL、緩和後の国際線で利用率8,9割と好調

 急速に需要戻るもインバウンドは伸び緩やか

 日本航空(JAL)は政府が水際対策を大幅に緩和した9月7日、羽田空港からニューヨークへ向かうJAL006便の運航状況を公開し、規制緩和発表前と比べて予約数が大幅に伸びていることを示した。同便は244座席の777-300ERで、幼児2人を含む合計210人の旅客を乗せ、利用率約86%で羽田を飛び立った。また当日に羽田を出発したパリ便では約9割の利用率で、さらにロンドン便ではほぼ満席の状態だった。これまで国際線の需要は低迷していたが、規制の緩和とともに戻りつつある状況だ。