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2022.09.12

ウイングトラベル

★スクート、日本での認知向上策推進へ

 日本市場重要視、いち早い路線再開実現

 

 スクート(TGW)の比留間盛夫日本支社長は本紙との取材に応じ、コロナ禍からの旅客需要の回復に向けて「なかなか見通しは立てづらいが」と前置きした上で「日本発の旅客需要回復に向けて、消費者や業界の認知度向上に関する取り組みに力を入れていきたい」という考えを示した。同社は成田-シンガポール線の運航に加え、今月からは関西線の運航を再開。さらに11月には新千歳線の運航を再開することを決定した。比留間支社長は「スクート本社としても日本を重要市場の1つとしてとらえている」と強調。入国者数の上限など、コロナ禍における水際対策は残されているが、制限撤廃後に即座に旅客需要の回復につなげられるように日本での活動を推進していきたい考えだ。

 

 シンガポール、旺盛な訪日意欲
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