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2022.09.12

WING

成田空港、日本初の国産SAFハイドランド導入

 地上搬入施設を整備、16日から導入スタート

 成田国際空港会社(NAA)は国内空港で初めて、ハイドランドシステムへ国産SAF(Sustainable Aviation Fuel)の導入を開始する。このほど成田空港第2給油センターに陸上搬入施設が完成したことに伴い、9月16日には国産SAFの導入を開始する。そして9月下旬には成田空港でSAFの航空機搭載が開始することになる。
 この度完成した陸上搬入施設は、実証製造された少量のSAFでもタンクローリー車から直接搬入することが可能となる。輸入SAFは従来のジェット燃料同様、タンカーによってNAAの千葉港頭石油ターミナルへ搬入され、地下を走るパイプラインが空港まで輸送しているが、今後は地上搬入施設から国産SAFが合流し、ハイドランドを経由して各航空機へ給油されることになる。

※この記事の概要
・ユーグレナ社「サステオ」搬入
 食用油と微細藻類が主原料  など