ウイングトラベル
ハワイ・グローバル・ツーリズム・サミット開催
現地サプライヤーと商談会、ネットワーク
既報の通り、ハワイ・ツーリズム・オーソリティー(HTA)が主催する「グローバル・ツーリズム・サミット」が10月1日から3日までの3日間、ハワイ州ホノルルのハワイ・コンベンション・センターで開催され、日本から旅行会社20社・100名が参加し、現地サプライヤー150名と商談会やネットワーキングなどが行われた。
今年は5月のハワイ島キラウェア火山の噴火が影響し、ツアーは全く問題ないものの、風評被害を受けていることから、ハワイ島はもとより、ハワイ全体の日本人旅行者の送客拡大に向けて、商談会は熱を帯びていた。
グローバル・ツーリズムサミットでは、ニュージーランド政府観光局のスティーブン・イングランドーホール局長が基調講演し、環境を保護・維持していくことが、持続的に観光を成長させることなどを強調。ハワイとニュージーランドがポリネシア文化圏にあり、観光分野でも共通点が多いことから、参加者は同局長の講演に熱心に聞き入っていた。
また、今年で3年目となるスチューデント・ディベート・コンペティションも実施され、昨年同様に今年も北海道江別市の立命館慶祥高校の学生2名が参加し、8チームで「AI導入によるツーリズム産業の未来」について覇を競った。日本チームは惜しくもファイナルには進めなかったが、他チームがほとんどネイティブの中で、日本人高校生が堂々とディベートで渡り合う姿は称賛に値する。
※写真=ハワイ商品造成へ旅行会社と現地サプライヤーの商談会