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2018.10.09

ウイングトラベル

イタリアの4州が観光プロモーションで来日

ツーリズムEXPOにも参加、日本の業界関係者と交流

 イタリアのシチリア州、プーリア州、ピエモント州、トスカーナ州の観光関係者が先日開催されたツーリズムEXPOジャパンにあわせて来日。これを記念して、イタリア政府観光局は東京・三田のイタリア大使館でレセプションを開催した。当日は日本の旅行業界関係者を中心に多くの人が参加し、活発な意見交換を行った。
 レセプション冒頭、日本の旅行業界を代表して日本旅行業協会(JATA)の堀坂明弘副会長(日本旅行社長)があいさつに立った。堀坂副会長は「2017年の日本の海外渡航者は前年に比べて4%の伸びを示した。中でもヨーロッパの伸びは顕著で、その中でもイタリアは毎年40万人を超える人気のデスティネーションであり、我々旅行会社にとっても大切なデスティネーションである」と強調した。
 加えて堀坂副会長は「JATAではイタリア政府観光局の協力のもとでセミナーを多数開催している。また、日本旅行では有名な都市だけでなく、JATAのヨーロッパの美しい村30選で選出されたプローチダ島やヨーロッパ美しい街道20選で選ばれた『カラブリア州の虹色の道とカンパニア州の神々の道』についても商品造成を行った。これ以外にも2019年の欧州文化首都に選ばれたイタリア・バジリカータ州・マテーラについてもツアー化も進めている」ことを紹介。その上で「今後も尽きる事のないイタリアの魅力を掘り起こし個性あふれるツアーを造成することで観光客の増加に尽力していく」と述べた。

 

※写真=観光プレゼンテーションを行った、シチリア州のサンドロ・パッパラルド観光・スポーツ・芸術局評議員会議長

 

※写真=日本の旅行業界関係者を代表してあいさつに立った堀坂明弘JATA副会長・日本旅行社長

 

※写真=レセプションであいさつした在日イタリア大使館のジョルジョ・スタラーチェ大使