記事検索はこちらで→
2022.09.29

WING

三菱重工航空エンジン、2030年に売上「倍」の2000億円

MRO事業急伸、3倍規模の対応に

 

 三菱重工航空エンジンの牛田正紀社長が本紙の取材に応じて、「2030年には売上高を、現在の2倍規模に相当する2000億円以上にすることを目標に据えている」ことを明らかにした。
 その成長の原動力となっていくことが期待されているのが、エアバスのベストセラー機A320neo搭載用エンジンであるPW1100G-JMを中心としたMRO事業だ。
 現在、全体の事業規模のうち、「MRO事業は約3割。つまり売上高1000億円のうち300億円に相当するが、このMRO事業の売上を2030年には3倍以上にしたい」とコメント。「(2030年度における)全体の売上高2000億円の目標のうち、MROを800億円~1000億円にまで拡大することが目標」だとし、MRO事業の急速な成長・拡大を図っていく考えを明らかにした。

 

※写真=PW1100G-JMエンジンのMRO事業がいよいよスタート。三菱重工航空エンジンの更なる飛躍の強力な推進力となる

お試し価格で全文公開中