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政府、フィリピン新空港建設で追加円借款に調印
ボホール新空港、観光客急増に対応
日本、フィリピン両政府は10月8日、マニラにおいてボホール新空港建設に対する追加円借款43億7600万円に関する交換公文に署名した。去る2013年に中部フィリピンのボホール州で急増する旅客数に対応する新空港建設に向けて約107億円を上限とする円借款が行われたが、その後の大幅な為替変動などで2期分として追加の円借款が求められ、このほど合意に達したもの。
ボホール州は豊富な観光資源を生かした地域開発が進められており、国際旅客者数の需要は急増すると予想されている。新ボホール空港の建設により、当初の3倍近くの航空機発着に対応できるようになり航空輸送の利便性・安全性が向上するとともに、地域の活性化、持続可能な成長に寄与することが期待されるという。
※図=ボホール新空港位置図(提供:外務省)