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2022.10.04

ウイングトラベル

★G20観光大臣会合で日本の水際緩和アピール

 9月26日にバリ島で開催、水嶋国交審参加

 

 G20観光大臣会合が9月26日にインドネシアのバリ島で開催され、日本から水嶋智国土交通審議官、星野光明観光庁国際観光部長らが出席し、10月11日から日本は水際対策を緩和し、より多くの観光客を迎え入れることを各国にアピールした。関係者が一堂に会してG20観光大臣会合が開かれるのは2019年に北海道の倶知安町で開催されて以来、コロナ禍を経て3年ぶりとなる。会合での議論を踏まえ、アフターコロナにおける強靱で持続可能な観光コミュニティづくりに貢献するなどの主要政策の指針となる「バリ・ガイドライン」が議長総括およびその付属書として発出される見込みだ。
 今回のG20観光大臣会合は、インドネシアを議長国として、G20加盟国の日本、イタリア、インド、サウジアラビア、アルゼンチン、オーストラリア、カナダ、中国、ドイツ、韓国、メキシコ、ロシア、南アフリカ、トルコ、UAE、イギリス、アメリカ、EUをはじめ、シンガポール、スペイン、オランダ、フィジー、カンボジアから政府関係者が出席。さらに、国際労働機関(ILO)、世界銀行、経済協力開発機構(OECD)、国連世界観光機関(UNWTO)、世界貿易機関(WTO)、世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)、アフリカ連合(AU)、アジア開発銀行(ADB)、イスラム開発銀行(IsDB)、国際連合貿易開発会議(UNCTAD)などの国際機関の代表者らが参加した。日本からは水嶋智国土交通審議官、星野光明観光庁国際観光部長等が参加した。

 

※写真=G20観光大臣会合で発言する水嶋智国土交通審議官(写真提供:観光庁)

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