ワンワールド、本部をダラス・フォートワースに移転

　アメリカン航空と同一拠点でシナジー最大化

　日本航空（JAL）が加盟する「ワンワールド」は10月12日（現地時間）、今年12月からグローバル本部を、現在のニューヨークからテキサス州ダラス・フォートワースへ移転することを発表した。
ワンワールドによれば、ダラス・フォートワース国際空港（DFW）に隣接する300エーカー敷地面積を有する「ロバート L. クランドール・キャンパス」において、「ワンワールド」創設メンバーのアメリカン航空と同じ場所に拠点を構える。
　「スカイビュー」と名付けられたアメリカン航空のキャンパスには、フライトアカデミー、DFW予約センター、ロバート.W.ベーカー統合オペレーションセンター、トレーニング＆カンファレンスセンター、CRスミス博物館、そして各種オフィス機能を備えている。
「ワンワールド」アライアンスは、1999年のアライアンス発足後、バンクーバーを拠点としていたが、2011年からニューヨークに拠点を移していた。