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2022.10.31

ウイングトラベル

★成田「ワンターミナル」構想で検討会初会合

 50年前の施設配置、ニーズ変化等で課題が続々

 

 成田空港の「ワンターミナル構想」や新たな貨物地区整備、空港の鉄道アクセスおよび周辺道路問題など、同空港の将来を議論する「新しい成田空港構想検討会」(山内弘隆委員長)の第1回目の会合がこのほど運輸総合研究所(東京都港区)で開催された。
 成田空港は3本目(C滑走路:3500メートル)の増設やB滑走路の1000メートル延伸など、その機能強化を図ることによって、年間発着回数を現在の30万回から50万回に増強することを目指した取り組みが進んでいるが、一方で1978年の開港時の施設配置を踏襲してきたことなどにより、現在のニーズに柔軟に対応することができないなど、様々な課題が浮き彫りとなってきた。