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2022.11.01

ウイングトラベル

★ANAHD上期黒字195億円、3年ぶり黒字化達成

 売上7907億円、国内線伸びる、国際線復調

 

 ANAホールディングス(ANAHD)の芝田浩二社長は10月31日の会見で、2023年3月期第2四半期(2022年4月1日〜9月30日)決算が上半期として3年ぶりに黒字を達成したことを発表した。国際線・国内線の旅客増加に伴って売上高が前年同期比83.4%増の7907億円となった。一方、コロナ禍でコストダウン施策を進めて営業費用を38.8%増の7592億円に抑え、営業利益は314億円(前期比1474億円増)、経常利益は302億円(1457億円増)、四半期純利益は195億円(1183億円増)となり、売上・利益ともに黒字化を実現することができたとした。
 水際対策の緩和が進んだことで国際線旅客が大幅に増え、またコロナ禍後初めて制限のない夏季を迎えて国内線旅客も大幅に伸びた。