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★観光立国推進基本計画の改定議論本格化
専門家会議開催、2025年の観光本格復活へ歩み
国土交通省は11月7日午前、第43回目の開催となる「交通政策審議会観光分科会」を開催した。今回の会議は「観光立国推進基本計画」の改定を議題とし有識者との意見交換が行われた。政府は2025年度を最終年度とする観光立国推進基本計画を今年度中に取りまとめることとしており、今後議論を本格化させる。
今回の分科会では新計画の方向性や目標の設定などについて観光庁から今後の論点が示された。新計画の策定においては訪日インバウンドに関しては2025年にコロナ前の状況に回復させることを基本とし、旅行消費額や地方誘客についての目標値や人数に依存しない指標の策定について論点としていきたいとした。また、国内旅行消費額についてはより踏み込んだ目標値を設定することや「持続可能な観光」に関する目標の設定を盛り込むことも議論をしていきたいとした。
訪日外客、25年にコロナ前水準回復を基本に
人数に依存しない指標策定も