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2022.11.08

WING

日独2プラス2、露侵略で同志国との結束重要視

 環境問題対応で独側から「中国の協力必要」

 防衛省はこのほど、去る11月3日に行った「第二回日独外務・防衛閣僚(2プラス2)」会合について、ロシアによるウクライナ侵略で国際秩序の根幹が揺らいでいるなか、日独を始め同志国による結束がこれまで以上に求められているとした上で、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向けた協力の強化と、経済安全保障を含む日独安全保障・防衛協力の深化に向けて具体的な取組みを推進することで一致したと明かした。
   南シナ海・東シナ海の情勢については、日本側から深刻な懸念を示すも対象の国名は示さなかった。ドイツ側からは環境問題への対応には中国の協力が必要だと示された。