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国交省、2030年のSAF利用見込み量は約171万kl
ヒアリング等基づきSAF使用見込み量を精査
国土交通省と経済産業省は11月7日、「持続可能な航空燃料(SAF)の導入促進に向けた官民協議会」の第2回会合を開催した。このなかで事務局を務める航空局は、2030年時点における日本国内のSAF利用量は171万キロリットルと、新しい推計結果を明らかにした。
これまで航空局は2030年時点における国内空港におけるジェット燃料利用予測を約1400万キロリットルと試算しており、その10%に相当する約140万キロリットルのSAF利用を見込むとしてきた。しかしながら石油元売り事業者などの間から、より精緻な数値が欲しいとの要望が挙がっていた。
※この記事の概要
30年の国産SAF供給量は118万kl
CORSIA新目標に航空会社は戦々恐々
ベースライン見直しで生産設備投資膨らむ
サプライチェーン、空港施設整備も急務 など