記事検索はこちらで→
2018.10.15

ウイングトラベル

成田空港40周年、2030年訪日6000万人対応へ

羽田と発着折半、100万回が国際都市基準

 NAAの松本大樹取締役は、成田空港が昨年で旅客数が累計10億人に達成し、貨物も累計6000万トンに到達した中で、今年で開港40周年を迎えたことに「日本の表玄関に相応しい空港として成長してきた」と振り返るも「あくまでもこれは通過点」とし、国が目標とする2020年のインバウンド年間4000万人、2030年の6000万人を迎えるため、さらなる空港の成長へ精力的に取り組む方針を示した。
 そのためNAAでは現在、オリ・パラ対応施策や、ターミナルリニューアルなどを行っている。とくに2020年までには、高速離脱誘導路の整備などによって、発着数を4万回増の34万回に拡大。その先の3本目滑走路整備を含む“さらなる機能強化”を成し遂げて、2030年のインバウンド6000万人時代に対応できる能力を持つことが命題とされる。

※写真=40周年を迎えた成田空港(提供:NAA)