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2022.11.09

ウイングトラベル

★ドイツ観光局、高付加価値旅行提案強化

 23年はコロナ前の5割回復見込む

 

 ドイツ観光局は本国から観光ミッションを招致し、3年ぶりとなる日本の旅行業界関係者とのリアル形式での商談イベントを開催。11月8日には旅行会社幹部やメディア関係者を招いたレセプションを実施した。レセプションではドイツ観光局の西山晃アジア・オーストラリア統括局長がドイツ観光を取り巻く現状と今後のプロモーション方針などを説明した。西山局長は「ロシア・ウクライナ情勢や為替動向など地政学と経済面のリスクが依然不透明である」と前置きした上で2023年は「コロナ前から50%程度の回復を見込んでいる」という考えを示した。そうした中でポストコロナ期に向けて持続可能な観光のあり方について積極的に提案していくとともに、日本人訪問客の旅行消費額の上積みに向けて富裕層などをターゲットとした高付加価値旅行に関連した素材の提案に一層力を入れていくとした。

 

 日本人宿泊数、コロナ前の3割水準
 海外出国数全体より早い速度で回復