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2022.11.09

ウイングトラベル

★第2次補正予算、観光庁関連予算に2000億円

 観光立国復活、訪日消費5兆円超の達成めざす

 

 令和4年度(2022年度)の第2次補正予算が11月8日に閣議決定され、観光庁関係予算として2000億円が計上された。このなかで、円安を活かした地域の「稼ぐ力」の回復強化を図るため、「インバウンドの本格的な回復に向けた集中的な取組等」に約257億円が計上されるほか、「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化」に約1500億円が計上される。また、「訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業」に約243億円が充てられる。
 今回の第2次補正予算は、観光立国の復活に向けて、10月11日からの水際規制の大幅緩和、足元の円安メリットを活かし、インバウンドの本格回復に向けた集中的な取り組みを行うことが大きな柱となる。また、観光地・観光産業の「稼ぐ力」を持続可能な形で高めることで、インバウンド消費5兆円超の速やかな達成をめざす。

 

 インバウンド本格回復へ集中的取組に257億円
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