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2022.11.14

ウイングトラベル

★4-9月の主要旅行43社、2社が19年実績超え

 国内は6割回復、海外は業務渡航の回復先行

 

 観光庁が主要旅行業者43社の9月実績を発表したことを受けて、編集部が2022年4-9月累計実績を独自に算出したところによると、総取扱額では東武トップツアーズ、富士急トラベルの2社がコロナ前の2019年水準を上回る実績となったことがわかった。国内旅行については大手を中心にコロナ前の60〜70%程度まで回復しているところが多く、需要回復が進んでいる。海外旅行についてはインハウス系を中心に業務渡航の取扱いが多い旅行会社でコロナ前の40〜50%程度の回復状況となっており、業務渡航需要の回復が先行している。外国人旅行については大手でもコロナ前の10%前後の回復度合いのところが多く、インバウンドの回復は遅れている状況だ。