★Trip.com、新たなデジタル技術投入で市場喚起

　マカオでグローバルサミット、旅行需要回復へ意見交換

　OTA世界大手のTrip.comグループはこのほどマカオで「2022年グローバルパートナーサミット」を開催した。当日は世界の観光局や航空会社、ホテルグループ、旅行・観光業界の関係者が集まり、業界の発展や今後の展開などについて意見交換を行った。同社はアジア太平洋地区のホテル予約や世界の航空券予約件数が前年の2倍以上の伸びを示していることを紹介した上で、旅行者と観光事業者間とのエンゲージメントを高めるための新たなサービスを積極的に投入していき、需要喚起を図っていくほか、世界の旅行先の関係者とのパートナーシップを強化していき、潜在的な旅行需要の掘り起こしに向けた取り組みに注力していく方針を示した。

※写真＝マカオで行われたグローバルサミットで基調講演を行うTrip.comグループのジェーン・スンCEO

　アジア太平洋地区のホテル予約が急回復
　世界の航空券予約も3ケタ%の成長