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2022.12.13

ウイングトラベル

★DXと広域連携推進で東北の観光需要早期回復へ

 東北観光推進機構がマーケティング報告会

 

 東北観光推進機構は12月9日「マーケティング報告会・サポートデスク活動報告会」をリアルとオンラインのハイブリッド形式で開催した。今回は同機構が構築したデジタルデータ基盤「東北観光DMP」を活用したコロナ前の訪日客の移動や消費動向の分析結果を紹介するとともに、ポストコロナ期の東北へのインバウンド誘致においてカギとなるASEANと中国市場の動きについて同機構のサポートデスクから報告が行われた。東北観光推進機構は2025年度を最終年度とした中期計画を策定。東北6県と新潟県を加えた7県の訪問者数を2019年レベルへ早期回復をめざす目標を掲げている。この実現に向けて、データを駆使してより効果的な観光コンテンツや周遊ルートの開発に取り組んでいくほか、海外各市場が求めているニーズに的確に応えていくためのプロモーション展開に一層注力していく方針だ。

 

 25年度までの中期計画で東北観光ブランド再強化
 澤田本部長「力を結集して早期に19年度レベルに」