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IHI相馬事業所が開設20周年で記念式典
航空エンジン部品生産の拠点に発展
IHIは去る10月12日、同社の航空エンジン、宇宙開発機器などの部品生産拠点となっている相馬事業所の開設20周年記念式典を立谷秀清相馬市長を迎え、IHI斎藤保会長など約220名が出席して開催し、地域社会への今後のさらなる発展を誓った。翌13日には従業員家族向けの工場見学会が行われた。
相馬事業所(総面積約37万平方メートル)は1998年に航空機用ジェットエンジンのブレード(翼)部品生産拡大のため創設され、以後東京の田無工場の移転、拡大する民間航空機用エンジン需要拡大に対応し、工場の拡張、生産改善を繰り返し、現在では従業員約1950名、建屋面積約10万6000平方メートルの航空産業の国際的なサプライチェーンの重要な一郭を占めるまでになった。相馬事業所は相馬第一工場、相馬第二工場、グループ会社のIHIキャスティングス相馬工場、IHIジェットサービス相馬事業所で構成されている。
※写真=祝辞を述べる斎藤保IHI会長(提供:IHI)