ノースロップ・グラマン、モジュール式レーダー開発

拡張性高く、多様な搭載可能な「ヴァンガード」レーダー

　ノースロップ・グラマンは先頃、多機能、オープン・アーキテクチャ・システムで、拡張性が高く、多種の任務と種々のプラットフォームに適用可能な「ヴァンガード」と名付けた新形式レーダーを発表した。
　「ヴァンガード」は拡張性のあるレーダー・アーキテクチャで幅広いミッション要求に合致し、複数のドメインに亘って多様なプラットフォームと統合することができるという。
　そのモジュールはパネル・ベース構造で、各レーダー・パネルは各々柔軟性のあるビルディング・ブロックとなり、ミッション要求の変化に誂えたように合致することが可能としている。各パネルは独立してレーダーとして機能できるが、1個からより大きなレーダー配列まで形成するために、望む数量の他のレーダー・パネルと接続することができる。各パネルは現場で交換できるため、ライフサイクル・コストの低減、運用中断につながる長期間の整備が防げる。

※写真＝モジュール構造の「ヴァンガード」レーダー（提供:ノースロップ・グラマン）