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防衛省「将来の防衛力検討委員会」開催
「真に必要な防衛力のあるべき姿を見定めていく」
防衛省は10月17日、「将来の防衛力検討委員会」を部内で開催し、防衛力強化のあり方について協議した。
本委員会は、小野寺前防衛大臣時代の今年8月に設置され、委員会や作業部会等を通して、防衛力を抜本的に強化し自衛隊に求められる役割についての検討を深めてきたもので、17日の会議には、防衛大臣を委員長として、事務次官、各幕僚長、情報本部長、防衛装備庁長官等の関係委員が集まった。
委員会の冒頭では岩屋防衛大臣が「我が国を取り巻く安保環境は、現在の防衛大綱を策定した時に想定していたよりも、格段に速いスピードで厳しさと不確実性を増している。年末に向けて進めている防衛計画の大綱見直しおよび次期中期防衛力整備計画の策定にあたり、領域を横断した作戦を実現できる体制を構築する為に従来の延長線上ではない、真に必要な防衛力のあるべき姿を見定めていく」と挨拶した。
※写真=「将来の防衛力検討委員会」に臨む岩屋防衛大臣