海賊対処の第44次水上部隊は「まきなみ」

　22日出港、兼ねて中東地域の情報収集も実施

　統合幕僚監部はこのほど、ソマリア沖・アデン湾の海賊対処のため派遣する第44次水上部隊について、中東地域での情報収集活動を兼務として第7護衛隊の護衛艦「まきなみ」を派遣すると発表した。同艦艇は1月22日に大湊地区から出港することになる。
　この任務では、海上自衛隊員約210人のほか、海上保安官8人が同乗してアデン湾へ向かう。第44次派遣海賊対処行動水上部隊指揮官となるのは第7護衛隊司令の藤井健一1等海佐であり、「まきなみ」の艦長は野瀬浩司2等海佐。

※写真＝「まきなみ」が海賊対処水上部隊として22日に出港する（提供:海上自衛隊）