ウイングトラベル
【潮流】海外旅行の需要喚起策を
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
2023年がスタートした。新型コロナウイルスが発生し、世界的に流行してから約3年が経過した。厚生労働省によると、第8波の最中にある1月3日現在、国内の新規陽性者数は8万9643人、1週間平均は13万1052人で、前週からは減少傾向にある。
今年(2022年〜23年)の年末年始は行動制限がなく、国内の観光地は訪日外国人旅行者も増えて、賑わいを見せている。しかし、コロナ前と比べると人出は少なく、まだまだ回復したとはいい難い状況だ。
初詣で1月1日深夜に新宿駅南口に行ってみたが、駅前は閑散としており、聞こえてくるのは外国人の声ばかりで、日本人はどこに行ったんだろうと思った。コロナ前の大晦日から元旦深夜の新宿駅は、たくさんの人でごった返していたが、3年を経ても繁華街に繰り出す人はまだまだ少ない。
国内旅行では、全国旅行支援の第2弾がスタートした。1月10日チェックインから3月末までの旅行を対象に各都道府県が実施している。昨年10月11日からスタートした第1回目の全国旅行支援は、またたく間に予約が一杯になったが、今回はまだまだ余裕がある。全国旅行支援があるから旅行するという感じが薄れてきているのかもしれない。