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2023.01.13

WING

神戸空港、内際一体型サブターミナル整備へ

 約1万7千平米、25年供用で万博など需要増対応

 国土交通省は来る2月14日に、神戸市内で神戸空港の施設変更に関する公聴会を開催する。これは去る10月26日に神戸市から、航空法に基づく空港施設変更許可申請が提出されたことを受けたものだという。そうしたなか神戸市は昨年12月15日、「神戸空港サブターミナル整備基本計画(案)」を公表した。
 神戸空港は都市型海上空港として2006年2月に開港。総面積は156ヘクタール、1本の滑走路(2500メートル×60メートル)、10スポットを有し、1日あたりの発着回数は最大80回、ターミナルビルは総延床面積1万8600平方メートル、年間約323万人が利用する空港となった。
 路線ネットワーク便数、空港利用者数を伸ばす一方、2025年には多くの訪日客が発生することが予想される大阪・関西万博の開催が迫るなど、今後の航空需要の更なる拡大には対応しきれないとみられている。そこで既存ターミナルに加え、あらたにサブターミナルを整備していきたい考えだ。