ウイングトラベル
★海外旅行復活が最大の課題、機運醸成を後押し
トラベル懇話会の百木田会長、感染法5類移行を
トラベル懇話会は1月13日、第45回目となる恒例の新春講演会を都内で開催した。主催者を代表してあいさつした百木田康二トラベル懇話会会長(東武トップツアーズ社長)は、コロナ禍で3年目となった2022年について「完全に潮目が変わった」と振り返り、全国旅行支援などによる国内旅行の本格回復、水際規制の大幅緩和によるインバウンド活発化を挙げ、「あとは海外旅行の復活が最大の懸念として残っている」と指摘。「海外旅行復活のためには日本人が海外に出かけていいというお墨付き、機運醸成が一番のカギ」として、「そのためには感染法上の2類から5類への速やかな移行を後押ししていきたい。原油高、円安もあるが、消費者マインドを動かすために機運醸成に力点をおいた施策を後押ししていきたい」として、海外旅行の復活にためにトラベル懇話会としても総力を挙げる決意を表明した。