岸田総理、米国と軌を一にした安保戦略を歓迎

　バイデン大統領が日本の防衛力強化を支持

　欧米歴訪中の岸田文雄内閣総理大臣は現地時間の1月12日、米国ワシントンD.C.を訪問し、翌13日にはジョセフ・バイデン大統領との会談や、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際関係大学院（SAIS）でのスピーチ、日米宇宙協力枠組協定署名式へ出席した。
　岸田総理はバイデン大統領との会談で、昨年12月に発表した新たな国家安全保障戦略等に基づく防衛力の抜本的強化および防衛予算の相当な増額を説明すると、バイデン大統領から改めて全面的な支持を得た。その上で日米両国では、双方の国家安全保障戦略が軌を一にしていることを歓迎すると、日米両国の戦略を実施することで相乗効果を生み出すようにし、日米同盟の抑止力・対処力を一層強化していく考えを改めて強調した。