ロシアIL-38哨戒機が日本海領空付近を飛行

能登半島から青森県沖を反時計回りで行動

　統合幕僚監部は10月18日、ロシアのIL-38哨戒機2機が日本領空付近の日本海を飛行しているのを確認したとして、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させるなど対応した。このときロシア機による領空侵犯および危険な行為などはなかった。
　IL-38は、能登半島沖から青森県沖にかけて反時計回りで飛行した。何らかの任務あるいは訓練を行っていたものと思われるが、行動の詳細は不明となっている。

※図＝IL-38哨戒機の行動（提供：統合幕僚監部）

※写真＝緊急発進した空自戦闘機によって撮影されたIL-38哨戒機（提供：統合幕僚監部）