浜田大臣、情報漏洩の刑事罰規定拡大へ検討

国の信頼に影響、産業保全制度の強化へ

　浜田靖一防衛大臣は1月20日の閣議後会見で、防衛装備品の製造企業に対する、装備品情報の漏洩に対する刑事罰規定を拡大する考えを明らかにした。事実関係について「これまで以上に契約企業が取り扱う装備品等に関する情報管理の徹底が必要」だとして、防衛省として産業保全制度を一層強化するべく「法整備を含めた必要な措置を行う」と説明した。