22年度第3四半期緊急発進、前年度比減の612回

再び中・露共同飛行、「遼寧」からの発着艦も

　統合幕僚監部が発表した2022年度第3四半期まで（2022年4月1日～12月31日）の緊急発進（スクランブル）回数は、前年同期よりも173回減少した612回となった。推定を含め、中国機に対して行った緊急発進は全体の約75％を占める462回（前期比109回減）であり、ロシア機には約22％となる133回（66回減）、その他には約3％の17回（5回減）となった。

※写真2＝中国空母「遼寧」による太平洋航行中の艦載機発着艦も今年度2回目。J-15などの艦載機が発着艦を行った（提供:統合幕僚監部）