ウイングトラベル
★訪日外客、水際措置緩和後順調に回復
JNTO、回復市場中心に航空便の復便働きかけ強化
日本政府観光局(JNTO)は1月25日にメディアブリーフィングを開催し昨年10月の外国人観光客に対する水際措置緩和後の訪日需要動向について説明した。2022年の訪日外国人旅行者数は約383万人となり、コロナ前との比較では88%のマイナスとなっているものの、水際措置緩和以降は需要が回復しつつあり、昨年12月単月の実績では前月比1.5倍増となるなど、順調に回復していると総括した。そうした中で、今後の課題の1つとして航空便との需給バランスを挙げ、JNTOとしては訪日客の回復が航空便に比べて回復している市場や、需給バランスがとれている市場を中心に航空便のさらなる働きかけを強化していくとした。さらにサステナブル・ツーリズムや自然体験など国際観光のトレンドとなっている項目に対するプロモーションに一段と力を入れていく考えを示した。
韓国や東南アジアなど好調に推移
中国や欧州は回復まで時間かかる