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2018.10.22

WING

ANA、国際線燃油サーチャージ据え置き

国際線貨物は11月から1段階値上げ増額
 
 ANAグループは10月19日、国際線旅客と国際線貨物の「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」の改定を発表した。国際線旅客(全日本空輸(ANA)、AJX(エアージャパン))は12月1日から2019年1月発券分の燃油サーチャージを現行(10月から11月発券分)と同額で設定する。
 ANAグループでは、2カ月毎に国際線旅客の燃油サーチャージを見直している。8月から9月のシンガポールケロシン市況価格の2ヵ月平均は1バレルあたり89.35米ドルで、同期間の為替平均1米ドル111.43円を乗じたシンガポールケロシン市況価格の円貨換算額は9956円となったため、今回の措置となった。
 また国際線貨物については、申請時点の直近1カ月のシンガポールケロシン市況価格平均に基づく見直しており、9月1日から9月30日までの同価格が1バレルあたり91.74米ドルとなったため改定する。