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三井不動産、宇宙産業活性化で一般社団「クロスユー」設立
宇宙と非宇宙の共創、無限の可能性を発掘へ
三井不動産は2月13日、宇宙産業の活性化を目的としたオープンプラットフォームとなる一般社団法人「クロスユー」(理事長:中須賀真一〈東京大学大学院工学研究科教授〉)を設立し、今年4月1日から活動を介しすることを発表した。「クロスユー」では、会員間の交流やビジネスマッチングはもちろん、情報発信など宇宙ビジネスを拡大する様々なイベントやプログラムを実施する。
「クロスユー」の名称は「across the Universe」(宇宙の彼方)を着想を得たもので、「cross」で共創を、「U」は宇宙ビジネスプレイヤーと関連領域を「you」として表現した。
三井不動産は東京・日本橋の再生計画を進めており、2019年にはその第3ステージにおいて、宇宙領域を戦略的カテゴリーに位置付け、「X-NIHONBASHI」(クロス・ニホンバシ)プロジェクトを主導。ビジネス拠点「X-NIHONBASHI」を開設したほか、「NIHONBASHI SPACE WEEK」など、宇宙関連の展示会、ビジネスマッチング、カンファレンスを開催するなど、日本橋を宇宙産業のイノベーションの中心地とするべく、その開発を進めてきている。