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2018.10.23

WING

住友電工、新型の高精度隅削りカッタを開発

来年4月販売、初年度6億円を計画

 住友電気工業は、高精度隅削りカッタ「SEC-ウェーブミル WEZ型」を開発した。来年4月から販売をスタートする。同社は初年度に6億円の売上を計画しており、二年後には年間10億円を売り上げることを見込む。
 住友電気工業によると、近年では、機械加工分野が要求する寸法精度や加工品位は厳しさを増しており、加工する工具に対しても、壁面精度や、加工面の粗さへの改善要求が強まっているとのこと。
 そうしたニーズに応えるため、同社は「SEC-ウェーブミルWEZ型」を開発した。WEZ型は、超硬インサート刃先形状の最適設計と、高精度なインサート造形技術の組み合わせにより、隅削り加工において、優れた壁面精度と仕上げ面品位を実現。さらに、大きなランピング角を有する刃径Φ14~Φ160mmまでの幅広いカッタラインアップと、新たに開発したミリング専用のインサート新材種を揃えており、自動車や航空機、造船、産業機械分野などの様々な加工に対応できるという。