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JAL、長期目標によるCO2削減のための資金調達
本邦航空として初、約265億円でA350を2機購入へ
日本航空(JAL)は3月1日、国際協力銀行(JBIC)とともに脱炭素社会の実現に向けた取組みを支援するファイナンスである資金使途特定型トランジション・リンク・ローンによる資金調達を行うことを決めた。この仕組みを使った資金調達は日本の航空会社として初めて。2023年度には約265億円を調達して、省燃費性能の高いA350-900型機2機を購入する資金に充てる。また23年度以降も同ファイナンスの活用の検討を進めて、30年までの二酸化炭素排出削減の目標・取組みとして掲げるA350や787といった新鋭機更新のための新規投資および既存投資のファイナンスに充当させる予定だ。
※写真=JALは省燃費性能の高いA350を2機購入するため、国際協力銀行とともに日本の航空会社として初めて資金使途特定型トランジション・リンク・ローンに取り組む
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