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駆逐艦から空母まで!米海軍7 艦種で運用されるSPY-6
米海軍スケールメリットで低コスト調達可能
レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスが開発した防空・ミサイル防衛レーダー「AN/SPY-6」(SPY-6) は、米海軍で7種もの艦艇に搭載されている実績のあるレーダーだ。米海軍はこのレーダーを防空・ミサイル防衛システム網の「目」の一部として機能させ、堅固な防空・ミサイル防衛網を構築、米国および日本を含めた同盟国の安全保障環境の維持に寄与している。
本紙の取材に応じたレイセオン・ミサイルズ&ディフェンスによれば、もともとSPY-6の開発のスタートは、米海軍が2013年にレガシーレーダーから大幅に改善された統合防空・弾道ミサイル防衛(IAMD)を実現する防空・ミサイル防衛レーダー(AMDR)を発注したことに端を発する。
さらに、その数年後に米海軍は航空母艦、揚陸艦、将来の米海軍フリゲート計画に向けた防空レーダーのソリューションを募集。これらの艦は当初、IAMDミッションではなく、防空任務のみを対象として計画した。
※写真=(提供:レイセオン・ミサイルズ&ディフェンス)
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