9月の北海道 来道者数、地震影響し22.1％減

航空機利用は23.1％減、関西発は35.9％減

　北海道観光振興機構によると、9月の来道者数は前年同月比22.1％減の101万7352人、実数で約29万人減少した。北海道胆振東部地震が影響した。この結果、2019年4-9月の上期累計では、前年同期比3.8％減の716万5625人とマイナスで上期を折り返した。
　9月単月実績を輸送機関別にみると、航空機は23.1％減の86万9800人、JR（北海道新幹線）は27.6％減の6万6200人、フェリーは2.8％減の8万1352人だった。
　9月の航空機利用による来道者数を発地別にみると、関東は約2割減、関西と名古屋は3〜4割減少した。関西エリアは9月に台風被害を受けており、関西発の需要が減退した影響もある。