WING
川崎汽船・電源開発、石炭運搬船に自動カイトシステム
航空ノウハウと海自技術活用、20%超のCO2削減
川崎汽船と電源開発は、電源開発向け88千トン型石炭運搬船「CORONA CITRUS(コロナ・シトラス)」に対し、風力を利用した自動カイトシステム「Seawing」を搭載することを決定した。「Seawing」により、20%以上のCO2排出量削減効果を期待することができるという。
「Seawing」は、船舶輸送の推進力補助に飛躍的な進歩をもたらす航空ノウハウと海事テクノロジーを組み合わせたシステム。簡単なスイッチ操作のみで、自動的にカイトの展張や格納が可能だ。