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2023.04.05

WING

回復向かう福岡空港、保安検査員最大100人不足も

繁忙期・需要増向けて二次委託先紹介で混雑緩和

 

 国土交通省航空局は4月4日、空港業務の人手不足問題などに対応するための第4回検討会を開き、今後の発着増加に向けた受入れ体制の整備や人員確保の取組みについて、コンセッション空港となった福岡・広島両空港会社や航空専門学校、さらには空港業務の先進技術導入を進める丸紅からヒアリングを行った。そのうち福岡空港では、特に保安検査員の不足が顕著で現状でも30~40人不足しており、検査前には行列が発生。さらにコロナ禍前の水準まで需要が回復すれば、100人程度の人員不足が予想されるため、旅客利便性の低下を招くおそれがあることが示された。

 

※写真=航空保安検査の要員不足で混雑が発生。利便性を阻害する懸念も

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