ウイングトラベル
スターフライヤー、北九州/中部−台北に就航
国際定期便事業再開、12月初旬まで想定上回る予約
スターフライヤー(SFJ)は10月28日、北九州‐台北線、中部−台北線を新たに就航し、国際線定期便を再就航した。SFJは2012年7月に初の国際線定期便として、北九州‐釜山線を開設していたが、2014年3月に撤退。その後、国際チャーターを運航することで、国際定期便事業の再開を模索していた。
今回就航した北九州−台北線と中部−台北線のうち、記者は中部発−台北行きの就航初便に搭乗。就航初便となった811便はほぼ満席で、朝早くから大勢の利用者が中部空港のゲート前は賑わい、それぞれ台北滞在とSFJ便での台北へのフライトに想いを馳せていた。SFJによれば、中部−台北線は12月初め頃まで、当初想定の7割から8割ほど予約で埋まっているとのことだ。
SFJの国際線仕様機は、国内線仕様の従来機と比べてシートピッチを1インチ増した35インチに設定。足下空間をより広々と確保したことで、快適な空の旅を楽しむことができるようにした。加えて、AC電源とUSB電源も足下から、前席の後面に移動することで、より分かりやすく使いやすい位置にするなど、工夫を施した。
台湾滞在を最も楽しめるダイヤ設定
「中部を第2のホームグランドに」期待高める
高品質サービス求める旅客多く親和性高い
高品質・手頃価格な第3勢力で激戦区制す
■綿密な市場調査で挑む新路線
東アジア・東南アジアにチャンスあり!?
※写真=就航記念のくす玉割り
※写真=就航セレモニーで「朝早く夜遅い」ダイヤの利便性を説くSFJ常務取締役の柴田隆氏